特集「Office365」個人用PCのOffice、どうする?――MacユーザーほどOffice 365 pro plusを選ぶべき理由2
MacユーザーだけどOfficeが必要→事実上「唯一」の選択肢
私はライターとして活動しています。普段、企業から送られてくる資料はWordやPowerPointが多いものの、自分で書く文章はプレーンなテキストファイル。ほとんどの場合は単なるテキストファイルでのやりとりで仕事を進められますが、書籍の執筆時や複数の確認者がいるときには、変更履歴の記録やコメントの記入など、Wordの「校閲」機能を活用することが多いのです。
私の場合、この機能のため“だけ”に、Officeを買うかどうか迷っていました。コメントを見るだけならマイクロソフトが提供するクラウドストレージ「OneDrive」にファイルをアップすることで、ブラウザ経由で使える「Word Online」で見られます。が、コメントをさらに追記しても大丈夫か、変更履歴がちゃんと残っているのか……となると、仕事で使うものであるだけに、少々不安に思っていました。
ならばMac版のOfficeを買えばいいじゃないかとも思ったのですが、いまのところMac版の最新Officeは「2011」。同製品が発売したのはもう5年も前の2010年10月です。先日やっと「Office for Mac 2016」のベータ版が登場しましたが、もう少しで新バージョンが出ることが分かっている、5年も前のパッケージソフトを数万円出して買う人はさすがに抵抗がありすぎます。
Office 365 pro plus 教育永久版 ¥ 14,590 で、その時点で最新のバージョンを利用することができるので、Office for Mac 2016が出たらそれもすぐに利用が可能になります。Macユーザーで今すぐOfficeを使う必要があるという人には、おそらくOffice 365 pro plusを選択する以外の方法はありません。